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切り換えないで使う場合は電源を入れたチャンネルへ自動切り換えしますので、スカジー換太は一切操作せず接続しただけで使用できます。2台のマシンで切り換えながら使用する
場合には以下の点についてご注意下さい。
例:PC1,PC2という2台のマシンで1台のMOドライブを共用する場合
まずPC1を起動しOSが立ち上がった後、PC2を起動しSCSI換太の切り換えボタンを押して選択をPC2へ切り換えます。切り換えが遅れてMOドライブを認識しなかった場合はPC2を再起動して下さい。双方のシステム上でMOドライブを認識させた状態にした後は必要に応じて切り換えてご使用下さい。
注意点
*切り換えは時は必ずメディアを排出して下さい。
*640MB MOドライブを使う場合は必ず補助ドライバを入れて下さい。
*使用しているSCSIドライバの構造によっては切り換え後にハングアップする場合があります。ハングアップする場合は以下の出順で設定を行って下さい。(ドライブの電源を一度OFFにすることで復帰する場合もあります)
マックでの対処方法:
使用しているメディアのドライバが、ディスコネクト(切断)を禁止している場合に起こるようです。MOメディアに書きこまれているドライバをディスコネクト許可にできるものにアップデートして下さい。
例:B'sCREW 2.0.2での手順
MOメディアを挿入しドライバアップデートを選択して下さい。
設定画面になったら、画面を下へスクロールさせてチェック項目を表示させ、ディスコネ クト許可をチェックし、アップデートを実行してください。
Windows95マシンでの対処方法:
MOドライバの設定がディスコネクト禁止になっていると起こります。マイコンピュータ → コントロールパネル → システム → デバイスマネージャと開き、ディスクドライブを選択します。システムにMOドライブが認識されていれば、そこにMOドライブの項目がありますので、そこを選びます。
その中に設定という項目がありますので、切断というチェックボックスにチェックマークをつけて、OKをクリックしてください。
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スカジー換太はSCSIバスのターミネータパワーから電源を供給して動作します。SSS-02の場合はA,B,COM全て、SSS-02Nの場合は少なくともCOMとA又はBチャンネルからの供給がないと動作しません。特にCOM側にターミネータパワーが供給されてない場合は、切り換えを禁止します。これは電源の供給されないターミネータが信号ラインの状態を固定してしまい、他のSCSI機器が誤動作するのを防ぐためです。つまり、LEDが点灯しない場合は故障を除いてターミネータパワーが供給されていないことが原因です。市販されているSCSI機器の中にはターミネータパワーを供給しないものがあります。またターミネータパワーのヒューズが切れていたのを知らずに使っていたという場合もあります。スキャナにも電源容量の関係からか、ターミネータパワーを出力していないものが存在します。こういった機器をスカジー換太で使用するには、スカジー換太とスキャナの間にターミネータパワーを供給できるデバイス(MOドライブ等)を接続して使用して
下さい。
ターミネータパワーを出力しているスキャナ
EPSON:GT-6500ART2,GT-9000,GT-9500
HP:ScanJet-IIcx
ターミネータパワーを出力していないスキャナ
EPSON:GT-5500,FS-1300,ES-8000
SHARP:JX-33
注)こちらで実際に確認できたものだけを掲載しています。
最近のスキャナはコストダウンためか、ターミネータパワーを出力しないものが多くなっていますので、電源付モデルのパワーSCSI換太(PPP-02)のご使用をお勧め致します。
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SCSIバスのターミネータ(終端抵抗)に電力を供給するための電源です。SCSI機器はターミネータパワーを供給することになっていますが、供給しない機器も存在しています。その場合は他の機器から供給されるターミネータパワーを使ってターミネータを駆動します。また、ターミネータパワーを供給する回路にはヒューズが入っているため、過電流によってヒューズが切れることがありますが、切れたまま使っていてもわからないことが多いようです。
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Zipドライブはターミネータパワーを出力しておらず、スカジー換太に電源が供給されません。電源を供給できる機器(MO,CD-ROMドライブ等)をCOMコネクタとZIPドライブ間に接続して頂くか、パワーSCSI換太(PPP-02)をご使用下さい。
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SCSI換太を接続することによりケーブル2本分の長さだけSCSIラインが伸びることになります。ケーブル長はなるべく短くすることを推奨いたします。また、それほど長くない場合にもケーブルとの相性により動作しないことがあります。SCSIバスの安定性はホストアダプタのドライバ/レシーバの特性、接続するSCSI機器内のドライバ/レシーバ特性、ケーブル特性により影響されます。対処方法としては、
1.ケーブルを取り替える、入れ替える。
2.特定のデバイスが原因になってないか調べそのデバイスを外してみる。
3.終端デバイスにはターミネータを必ず接続する。
4.SCSIライン上でアクティブターミネータが2つ以上有効になっていないか?
5.ピン-ベローズ変換アダプタ等を使用する場合は接触不良がないか調べる。
6.接続するPC,デバイスなどのコンセント(2極)の挿入方向を入替えてみる。
などをを行ってみて下さい。また、片チャンネルのみ使用できるような場合はSCSI換太の故障が考えられます。
その場合は速やかにSCSI換太の接続を外し、当社までご連絡下さい。 |